外壁塗装、屋根塗装の失敗例 第5位は?
大阪市東成区に事務所を構える株式会社アークです。いつもアークのブログご覧いただきありがとうございます。ブログでは、実際に施工した実例やちょっとした情報を発信しています。様々な施工にも対応しております。ぜひご参考下さい。
今回は、外壁塗装、屋根塗装の失敗例をランキング形式でご紹介します!
外壁塗装や屋根塗装における失敗例第5位は、高性能塗料に期待しすぎてしまうことです。
塗料メーカーが日々新しい塗料を研究開発しているため、最新技術を駆使した塗料は魅力的ですが、実際の施工実績が少ない場合もあります。
高性能塗料に過剰な期待を持つことで、トラブルにつながる可能性があるため、慎重に選ぶことが重要です。
目次
- ○ 遮熱塗料の性能は?
- ○ 高耐久塗料の性能は?
遮熱塗料の性能は?
高性能塗料として考えられるのは、暑い室内を涼しくする遮熱塗料です。
屋根は太陽光の熱を直接受けるため、温度が上昇しやすく、室内にもその影響を及ぼします。
夏の暑さは昔に比べて悪化しています。
遮熱塗料は屋根からの熱を抑えるために開発されましたが、その性能に期待しすぎると、思ったほど涼しくならずトラブルに発展することもあります。
遮熱塗料を使用すると、室内の温度が10℃下がるとか、冷房効率が30%向上するという塗装業者のセールスポイントには注意が必要です。
実際に遮熱塗料を施工しても、室内の気温は1℃から2℃程度しか下がらず、劇的に涼しくなることはありません。
ただし、一般の塗料よりも費用が倍近くかかることもあるので、期待しすぎないようにしましょう。
高耐久塗料の性能は?
外壁塗装に使われる塗料はシリコンが主流になりつつありますが、シリコン系の塗料の耐用年数は10年から12年程度です。
さらにグレードの高いフッ素系の塗料で15年程度となっています。
しかし、中にはさらに高耐久の塗料として、20年や30年もメンテナンスが必要ない塗料があると売り込んでくる塗装業者も存在します。
将来的には超高耐久の塗料も開発されるかもしれませんが、現在ではありませんし、実際に30年もメンテナンスフリーで過ごせた
建物もまだ存在していないはずです。
塗料の技術は日々進歩していますが、塗料の耐久性と下地の耐久性が合致しているかということが重要なポイントになります。
メンテナンスフリーという響きには惹かれますが、建物の耐用年数を上げるには定期的なメンテナンスが欠かせないことも
忘れてはいけません。
最後までお読みいただきありがとうございました。外壁塗装、屋根塗装、塗装関係のご依頼は、
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